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ワインの色

ポポくんのワインカフェ【HOME】ワインを楽しむ基礎知識

おもしろき こともなき世を おもしろく すみなしものは こころなりけり 名言ですね。大事なのはなにをするべきかではなく、なにがしたいかです。心の持ちようで世界はかわる?魅力的で感動のあるワインがそばにあると、豊かな人生のたしになると信じています。恋人をさがすがごとくワインを探す…ロマンですね。
~ ポポくんのワインカフェ (Popo's Wine Cafe ) へようこそ !! ~
ココは ”ワイン好きの、ワイン好きによる、ワイン好きのためのブログ ”です。
いつか、日本中のワイン好きの方々と、お友達になれたら素敵だなあ…
などと夢みて書いています。あなたのワイン選びなどの、参考になれば幸いです。

ワインの色から何がわかるでしょう?


ワインの色・外観をを見ることで、”ある程度の情報”を得ることは可能です。
いろいろなワインを飲み慣れてくると、自ずからワインの色合いだけでワインのある程度の予測が可能になります。

しかし、ここで注意!ワイン通ぶって、ワインを一目見ただけで、「これは熟成しているワインだな」「産地は・・・かな」などと、決め付けるのは”できるだけ避けたほうが無難”です!

ある限られた地域、フランスのボルドー、ブルゴーニュあたりの赤と限定されていれば予測は可能です。ですが、ワインは世界中に多くの国でつくられ、存在します。葡萄の種類だけでも相当な数・・・さらに作り手のワインの作り方でも、大きく左右されます。
某TVの芸能人格付け程度の二者択一くらいなら可能でしょうが・・・。

さて、ワインの外観をチェックするなら、色の濃淡、透明感、色調変化などから情報を読み取りましょう。
さらに、付け加えると糖度。”ワインの涙”と呼ばれる、グラスを揺らした後残る軌跡で糖度や凝縮度がわかります。

【白ワインの場合】
白ワイン一つとっても、様々な色合いがあります。
一般的には、透明だったり、緑色が強かったりするワインは、醸造されてからそれほど年月の経っていない若いワインが多いです。

逆に、長年の熟成に耐えうる高級白ワインは、黄色から黄金色、そして琥珀色へと時には数十年もかけてゆっくりと変化していきます。
ただし、葡萄の品種、凝縮感でかなり異なりますので、参考程度に。



【ロゼワインの場合】
若いロゼワインは、グレーがかった色調や鮮やかなピンク色をしています。
産地や品種によって若いときの色合いはずいぶんと異なりますが、熟成を進めていくと次第にオレンジ色を帯び、最後には”玉ネギの皮の色”と表現されるほどになります。
これも注意。あくまでいいつくり、銘状のロゼのみ。ロゼはいろいろなまがい物(特にワインの法律がない国)も多いので、早めに消費したほういいでしょう。(ロゼファンのかた、ごめんなさい!)



【赤ワインの場合】
鮮やかな赤、そして限りなく紫に近い色合いの赤ワインは、若いワインと考えていいでしょう。口に含んでみると、酸味やタンニンが強く、若々しい味わいがします。
熟成がすすむと、全体的に褐色感になり、グラスに近いあたりはレンガ調の色合いをおびます。

ちなみに、色が変わるというのは酸化による変化です。
よい酸化を熟成、悪い酸化を劣化と表現します。よい酸化も、すぎれば最後は劣化とかわりはしませんが・・・。

この酸化の度合いは、ワインのつくりによって大きく左右されます。
絶対ではないですが、酸味、タンニンのいずれか、あるいは両方の凝縮感があるワイン、いわゆる”強いワイン”は長期熟成が可能です。長く熟成できる力強いワインなら、褐色への変化はよりゆるやかになります。

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